仲間というか同士というか

昨日の続きってわけでもないんだけど、バイク便時代からの友達と晩飯を食ってきた。バイク便始めたのは阪神大震災の頃だから10年以上の付き合いになるんだよな。今はみんなばらばらに仕事してるのに相変わらずたまに集まってはあほなこと言って過ごしてる。
そして、これもずぼらなバイク便だからだったのか、携帯のメモリに入ってる懐かしい顔に電話してみたらば、10年ぶりぐらいなのに全然変わらないで普通に電話で話をしたりして、それがなんとも言えずうれしい。下の子供が心臓病だったって噂には聞いてたけど、無事に手術も終わって元気になってるのが、後ろから聞こえてきたよ。奥さんもバイク乗りだったけど、また遊ぼう。
そして、10年来の音沙汰なしのもう一人の人物がミナミでバーを開店していると噂で聞いたので行ってみた。懐かしい風来坊な雰囲気は今も変わらんねと、お互い逢って5分で分かり合える。なんだこの馴染む感情は。コミュニケーションが難しいとかそんなのどこ吹く風というか。死ぬまでに一度同窓会とかやりてえよなあ。バイク乗りがバイク乗りである以上にバイク便ライダーはなんというか、プロのアマチュアというか、そういう自負心によせる連帯感があるな。今でもみんな走ってるんだろうけど、気持ちよく生きていける時間が有ればいいな。俺は多分あのときがあったから今も普通に生きていけるんだ。
うまい酒と、どこまでも続く道があれば、俺もお前らも多分大丈夫。